こどみら小金井って?私の活動の原点を振り返る

参加予定でしたが、末っ子がインフルで出られません、、、

どなたか代わりに聞いてください

そういうお友だちの投稿を見て、ちょっと興味をそそられ投稿をシェアすると

適任者あらわれた〜♫

ねぇねぇ、私の代わりに行って話してきてくれない???

と頼まれてしまいまいました

日程を確認すると、なんとその時間あいているじゃないですか!!!いや、本当は確定申告の書類整理を始めようと、予定していたんですけどね、、、

これは神の思し召し???

偶然の必然ってヤツでしょうか

会場の学芸大学、その敷地内にある附属の小中学校は私の母校でもあります。

打ち合わせに着くなり、お待ちしていました!まずこれを食べるのがお仕事です(笑)って

玄米ご飯にひじき、煮物、おひたし、素材の味がそのまま楽しめる優しいお弁当は、国分寺の「でめてる」という自然食のカフェで作られたものだそうです。

でめてる???知らなかった〜

ここ学芸大は小金井市ではあるのですが、どちらかといえば国分寺に近い

国分寺、お隣の市なのにまだまだ知らないいいとこたくさんありそうです♡

でめてるはこちらhttp://mainichigohan.com/demeter/

今度行ってみよ〜♫

200人は入る大講義室

あれ?前の方の席空いてるよ〜

いつの時代も学生さんは控えめ???後ろの席がお好きなようです(笑)

講座の内容はチラシ引用してご紹介しますね

311後の子育て』
松戸市と我孫子市における市民と自治体による取り組みから

自分の子どもの食事や外遊びを考えるだけでなく、すべての子どもの健康を守りたい。
311後の子育てから生まれてきた哲学を市民と自治体の協力により具体化する動きが続いています。昨年度は、給食の放射能汚染の測定を重ねて安全な給食の実現につとめてきた小金井市民と小金井市のとりくみについて学びました。今年度は、土壌の放射能汚染の測定を出発点にして子どもの甲状腺検査を実現してきた千葉県下における市民と自治体のとりくみに学びたいと思います。

講師:木本さゆりさん、佐藤登志子さん
関東子ども健康調査支援基金共同代表(お2人とも)
311のとき木本さんは松戸市で佐藤さんは我孫子市で子育てをしていました。調手、「らこどもをろう関ネットて、 20139月から市民による子どもたちの甲状腺検査をおこなってきました。いま松戸市と我孫子市も放射能汚染の現実と子どもの必要をふまえ、甲状腺検査の費用助成をおこなっています。これらのとりくみは白石草『311後の子どもと健康』(岩波ブックレット 2017 年)ほかに紹介されてきました。】

お二人の講師の講演に私はどんどん引き込まれました。忘れていた当時のことがあれこれ思い出され、胸がきゅーっと苦しくなってきました。

我孫子の佐藤さんのお話

3・11後の不安な生活、「我孫子の子どもたちを放射能汚染から守る会」を仲間と立ち上げ、市や学校に除染の要望をし、自分たちでできることを、と校庭の草取り、落ち葉はきを行う、学校の先生方と信頼関係を築いていくなど、校庭全面除染までの険しい道のりをお話しされました。

松戸の木本さんのお話

放射能汚染を知り、当時幼い我が子をどうしたら守れるのか、猛勉強したこと。避難も考えたが、我が子だけでなく、その友だちのことも守りたい、とできる限りのことをやった。市への要望に留まらず、国へ、各省庁にも交渉。以下資料から引用します。はじまりは「我が子のため」でした。「我が子の幸せってなんだろう?」と考えました。我が子は、友達がいるから笑い合い、ケンカし合い、認め合って成長してきました。(中略)人は人との関わり合いの中で生きてる。それならば「我が子の幸せであるということ」は、我が子が健康で、友達と笑い合えることではないか、と思いました。となると、友達も健康でなければ笑い合えません。「我が子のため」を考えた時、我が子だけ、自分だけ、という概念はなくなりました。子どもたちみんなを守りたいと思いました。そして甲状腺エコー検査を始められたのです。被ばくの影響が現れるとしたら、これから、とその活動は今なお続いています。

以下は私が講演後に話したコメント、一言感想です。

子どもと未来を守る小金井会議(以下こどみら)の内田美帆です。私もこの学芸大には縁があり、小中学校に通いました。木本さんと同じ年で、同じ高一の息子と、中学生の娘がいます。この会も3・11の後、我孫子や松戸と同様に立ち上がり、学校や行政に校庭の除染や、給食食材の安全性を求めました。お二人のお話を聞いていると、忘れていた様子が思い出され、当時学童保育が卒所になる息子の放課後の居場所を不安に思い悩んだこと、仲間と賛同者を募り、学校に要望に行ったりしたことを思い出し、感極まりました。小金井では当時の活動から今も会の仲間が、放射能汚染の出ている、または出る可能性が高い地域の食材をデータにまとめて、学務課に届け、市内小中学校の栄養士さんに給食献立を作る際の参考にしてもらっています。3・11後しばらくは各校の給食献立表に、気になる食材の産地を掲載してくれていたこともあります。また、牛乳が当時大手メーカーが産地をミックスすることになり、その中に福島産も入ることを受けて、メーカーの変更を要望し、八ヶ岳の牧場に仕入れ先を変更することができました。そのため市内全域で100名ほどの牛乳をやめていた児童が飲むことを再開したと聞いています。しかしながら、国の基準を満たしているのに、わざわざ変更するなんて大げさな、という保護者もいて、同じ保護者として考え方の差に愕然としました。ですが、人それぞれ考え方はあります。その人の考えを否定するのではなく、少しでも子どもたちのために正しい知識を身につけてほしいと思い、その後私は積極的にPTA活動や地域活動に参加して、講演会や勉強会を開催しました。今も市の給食委員や食育委員をつとめ、食の安全性を広く考え伝える活動しています。

一言、と言われたのに、想いが溢れてきて、とても一言では収まりませんでした。

この講演を企画された学芸大の大森直樹先生の著書と、講演をされたお二人の活動についての本を購入してきました。

岩波ブックレット

「福島から問う教育と命」http://www.iwanami.co.jp/book/b254416.html

「3・11後の子どもと健康」http://www.iwanami.co.jp/book/b297929.html

私の買った本はゆうすいに置いておきますので、よかったら貸し出しますね♫

コメントを振り返り、あらためて思ったのは「こどみら」のことでした。

子どもと未来を守る小金井会議、通称「こどみら小金井」

こどみらのメンバーとして、講演会に参加しコメントしてきた私ですが、実はもうほとんど会として活動はしていません。でも思えばそこからスタートして各自それぞれ自分にできることを初めているんだな、と気づきました。

以下は2年前に活動を振り返った5年史「わたしは忘れない」発刊記念に集まった時の様子です。

会の発起人の一人飯田さん

そしてその右、会の代表を務めてくださっている唯一のお父さん山内さん

私をこの会に入るきっかけになった重要な人物です(笑)

学童保護者会で知り合った山内さん、市に給食食材の安全性を求める署名活動をしていた際に、ゆうすいが署名の集約拠点になってくれないか、と頼みに来たのが始まりでした。

そして、たくさんの方が署名にゆうすいを訪れる中で知り合ったのが、今回のコメントのピンチヒッターを頼んできたさかいみほさんです。同じみほ、漢字も同じ美帆、それで意気投合したんですね。当時まだ彼女は幼児を二人連れ、小金井に引っ越してきたばかり、知り合いもほとんどいない中、一人何か出来ないか、とこの署名活動を知り、訪ねてきたのでした。

今では小金井になくてはならない有能な存在です。あ、まだこの時は今回インフルにかかった末っ子ちゃんはいなかった〜笑

いや〜思えば長い付き合いです。これからも頼りにしてます♡

あ、ほら、このブログでもたびたび登場する、ゆうすい専属モデルの腹話術師いずみさん

え、こどみらの芸人って紹介されてる???

一緒に活動をはじめた時はまだ腹話術やってなかったよね?あれからあちこちで公演、今じゃ市内のみならず全国で引っ張りだこ、、、になろうとしています(笑)

彼女の腹話術はただ面白いだけじゃない、エコについて、平和について、子どもの幸せについて、お人形ケンちゃんの口を通して、訴えています。小学校の道徳の時間にも呼ばれています。

いや〜ものすごい大活躍♫

あ、この日のブルーのチェックの服もゆうすいですね、ってさりげなくアピール♡

その奥のオレンジは宇野さん、小金井の給食を守る会、小金井の給食の歴史の生き字引です(笑)給食は広く子どもに関わる重要なもの。食材の安全性はもちろん、その質の高さを維持するために尽力されています。昨年秋から市のみんなのおいしい給食委員会で私もご一緒させていただいていますが、いろいろ教わることが多いです。まだまだ引退しちゃダメですからね♫

さらにその奥の方も〜ご活躍しすぎて、ちょっとここでは説明しきれません。小金井在住10年とは思えない公私に渡る活躍ぶりは、生まれも育ちも小金井っ子の私もびっくりです!!!(笑)

そして、学芸大の大森直樹先生

先生の進言のおかげで、私たちこどみらの活動はきちんと振り返り記録に残ることとなりました。そしてこれからの拠り所となるでしょう。

えっと、久しぶりに思い出してこどみらのHP開いて見ました。3・11からのさまざまな活動がここにも記録されています。http://koganeikodomira.blog.fc2.com 7時半

あれ?更新が2016年で止まっている〜

サイトの管理者って誰でしたっけ???

こどみらの5年史「わたしは忘れない」はゆうすいで販売しています。一冊450円、わたしも寄稿しています。

そして、わたしと一緒にコメンテーターをされた3・11当時市議会議員で、先の都議会議員選挙に立候補された漢人明子さんの著書もゆうすいで販売しています。漢人さんの著書はこちらから

http://kandoakiko.com/profile/

他にもゆうすいには市内の活動に関わりのある資料もあれこれ置いてあったりします。

気軽に見にきてくださいね♫

はぁ〜長くなった

それで本題は、、、えっと、あれこれいろいろあって今の私があるってこと

ゆうすいは地域の交流拠点になっているってこと

以上です!


The following two tabs change content below.
内田 美帆

内田 美帆

セレクトショップゆうすい2代目オーナー 旅行会社勤務を経て現在の店を継ぐ 海外旅行の服装のアドバイスも 大の帽子好き、持っている帽子の数は100を超える 雑貨使いのおしゃれ達人 ストールの巻き方を自ら考案も そのセンスを買われ国立NHK学園のストール巻き方講座の講師にも抜擢、好評を得る コープみらいのシニア講座講師も
内田 美帆

最新記事 by 内田 美帆 (全て見る)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする