シェリーの誕生日によせて、命について思うこと

気づけば2月も一週間が過ぎようとしています。月日が経つのは早いですね〜

先月末にシェリーが一歳の誕生日を迎えました。

こんにちは

水と緑豊かな小金井のセレクトショップゆうすい美帆です

シェリーとは昨年、実家で買い始めた、ミニチュアシュナウザーの女の子です。


とってもやんちゃで男の子???って思ってしまう元気な子、それなのに飼い主はおばあちゃん、80歳に近い私の母なのです。ミニチュアシュナウザーは元々猟犬で、動きも活発、感情表現も豊か、年配者の愛玩犬向きではない犬種です。でもミニチュアシュナウザーを飼うことはずっと母の願いでした。

数年前まで病を患っていた母には考えられなかったのですが、偶然行った、ドッグパークでミニチュアシュナウザーと触れ合ったことで、幼少期から、10数年前まで、何度も犬を飼った経験のある母は、人生最後にもう一度犬を飼いたい!と一気に気持ちに火がついてしまったようです。その後の行動は驚くほど早かった〜

得意ではないパソコンを使って自分でブリーダーさんを調べ、メールを打ち、数々のやりとりをこなし、思い立ってから一ヶ月ほどで、シェリーを迎え入れることになりました。本当に母の行動力にはびっくりです!

そのブリーダーさんもしっかりしていて、通常なら、こんな高齢者には譲ってくれません。飼い主である母に何かあった時にも、きちんと飼い続けられる条件がないといけないと、と求められ、私が後見人となって、ようやく譲渡の許可がおりました。

なかなか厳しいブリーダーさんですね。

えーっと、そう、私、そのうち、母とシェリーと両方介護しなくちゃならないんですよね、、、うーん、どっちが先かな〜???じゃなくて、どっちもいつまでも元気でいてもらわなくちゃ!!!

最近、新聞記事で日本国内では生まれてから飼い主の元に届くまで、3%の犬猫が死んでいる、と読みました。早くから、母犬と引き離され、ペットショップへ、、、ペットショップにいる子犬、子猫って、本当に可愛いですよね〜♫

でも、本当ならまだお母さんと一緒にいるべきなのです。こんなに子犬から飼いたがるのは日本だけとも聞きます。海外ではもう少し大きくなってから、母親と引き離し、飼い始めることが多いそうです。

でも、日本では、飼う人が子犬から飼いたがるので、そういう傾向になっています。また、本来初めて飼う人が子犬の面倒をみるって、大変なことです。少し大きくなってからの方が、負担が少ないです。また、その犬の健康状態や性格も安定して、選びやすいのです。

ペットショップで買った犬猫が、その後病気が見つかった、という話は時々聞きます。そういう時、ショップにクレームを言うでしょう。ショップは、では不良品なので、交換しましょう、というそうです。不良品???交換???交換した後のその犬猫の運命は??? 
犬や猫は物ではありません。生き物です。命があります。そして数日でも一緒にいれば、もう大切な家族になります。その家族を不良品ですから、交換します、何て言えますか???言えないですよね!!!
もっと、一匹、一匹を大切に育て、大切に育ててくれる人へ届けられるように、そんな風になることを願っています。


シェリーとハリー、ハリーは息子のペットです♡ハリーはチクチクだから、キライだよ???
シェリーは私にとっては、人生で2匹目の犬です。1匹目はピコという名前の雑種、今風にいうとミックス犬です。私が、飼いたい!飼いたい!と頼んで飼ってもらいました。実は私、当時小児喘息だったので、室内では飼えず、外で飼うことを前提に、丈夫な犬種を、と探してもらいました。

知り合いが、近所の工場で飼っている犬が、丈夫で毎年子犬を生むよ、と教えてくれ、もらいに行きました。確か5匹くらい子犬はいたでしょうか?その中から、一匹を選びました。体は一番小さかったのですが、とても活発な女の子でした。まだ母犬と引き離すには早く、預けてきました。

それからしばらくして、私が選んだ子犬が、工場に出入りするトラックに轢かれて、足を骨折した、と連絡が入りました。そのとき、母は私に聞きました。

みほちゃんが選んだ子犬、足が折れちゃったんだって、、、一生治らなくて足が不自由かもしれないけど、どうする?他の子犬に変えてもらう?

ううん、変えない、この子でいい。私はそう答えました。

そうして、その足の不自由な子犬は我が家へやってきました。おかげさまで普通に生活するには問題ないくらいには回復しました。雨の日や、年老いてからは、足を引きずるようなことはありましたが。

よく庭の塀越しに外を眺めていたピコです

後で母から聞いたのですが、もし、あの時、私が、足が不自由な子は嫌だ、他の子犬に変える、そう答えていたなら、母は私を説得しよう、と思っていたそうです。一度決めた子は、どんなことがあっても我が家に迎い入れると。

今思えば、その時の私は何を思っていたのでしょうか、家に向かい入れる前に、すでに家族、そう思っていたのでしょうか。実はよく覚えていません。

私が切望して、飼ったピコですが、結局のところ、一番面倒見ていたのは母でした。私は結婚して家を出てしまい、ピコの最後を看取ったのも母、、、反省、、、

でも、これって、飼い始めのあるある、ですよね。子どもが飼う、って言って、結局母親が面倒みる、、、って。そのことを身を持って体験した私は、子どもたちが飼いたい、と言っても、認めません!!!だって、子どもなんて口ばっかり、、、結局母である、私が面倒見なきゃならないことになるんですから〜

ちょっと忙しくて、今は無理ーーーーー!!!

そう思っていたのに、なんと私の母親の飼い犬の後見人になるとは思ってもみませんでした(笑)

母のところに来たシェリーは、とっても、とっても大事に育てられ、少々わがままに育っているようで、私は少々心配です、、、

でも、最近では母よりも、飼うことにあまり乗り気ではなかった、父も可愛がっています♫

シェリーはおじいちゃんのお腹で昼寝をするのが大好き♡

だって、ポヨポヨお腹、クッション代わりに気持ちいいもんね〜

おじいちゃんもシェリーを湯たんぽ代わりにうたた寝、仲良しの2人です♡

そのうち、ゆうすいで看板犬になっているかもしれません
そしたら、皆さん、シェリーに会いに来てくださいね!

でも〜活発な犬種だから、看板犬は無理かな???お洋服ぐちゃぐちゃにされては困るしね(笑)

ゆうすいでは今、春物、続々入荷しています♫

見に来てくださいね♡


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内田 美帆

内田 美帆

セレクトショップゆうすい2代目オーナー 旅行会社勤務を経て現在の店を継ぐ 海外旅行の服装のアドバイスも 大の帽子好き、持っている帽子の数は100を超える 雑貨使いのおしゃれ達人 ストールの巻き方を自ら考案も そのセンスを買われ国立NHK学園のストール巻き方講座の講師にも抜擢、好評を得る コープみらいのシニア講座講師も
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